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【金星の青薔薇 ヴェニュ・スザンミ】バックストーリー

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――人はなぜ望まぬ争いを止める事が出来ないのか。
――その問いに対する答えがここにあるのかもしれない。

ここは辺境の小国、プラネティア。
卓越した占星術によって繁栄を極めた時代もあったというが、その面影は既にない。
そのプラネティアに新しい女王が誕生した。

「んー。この剣、なんか可愛くないなぁ……」
若くして王位についたヴェニュ・スザンミはそう呟くと、代々受け継がれる王剣に宝飾を施すよう命じた。
美神の星を司るヴェニュにとって、美と愛の探究以外に興味を引くものなどない。

貧困、治安の悪化、近隣諸国との軋轢……、解決すべき問題は山積しているのだが、
戴冠式を終えてから、ヴェニュは議会に顔を出す事もなく、
城下へ赴いては町娘の恋愛相談を受けたり、売れない洋服店にアドバイスをしたり……、
と気の向くままに過ごしていた。

そんな状態がしばらく続いたある日、ヴェニュは突然議会を召集すると、大臣達に尋ねた。
「今この国に一番足りていないものは何だとお考えですか?」
みな口々に自分の考えを述べていったが、やがて議会がいつもの喧噪に包まれると、
ヴェニュは大きくため息をつき、口を開いた。
「こんな議論、ぜんっぜん可愛くない!
いいですか? 今この国に最も必要なのは、『愛』と『美』です!」

――そしてヴェニュは独断により三つの法律を作った。

一、あらゆる意味において、己の美を追求しなければならない。
一、知らない人を嫌いになってはいけない
一、人を嫌いになる為には、まずは相手の事を理解し、その中に愛すべき点を見つけなければならない。

プラネティア王国において、星の導きによって定められた王の命令は絶対であり、
国民はただそれに従うしかなかった。
しかしそうするうちに、疲弊した生活で荒んでいた民衆の心はほぐれ、町の治安は向上した。
利益を追求し、粗悪品を作っていた職人は、己の美学に恥じぬ良品を作る様になり、
それがかえって、国の財政を潤す事になった。

それは国民一人一人が、妻を、夫を、隣人を、そして自分自身を愛する様になった結果だった。
たった三つの法律により、プラネティアは再興したのである。
しかし、豊かになるという事は、往々にして周囲から妬みを買う要因にもなる。

――ある日、プラネティアは突然の宣戦布告を受け、隣国の軍隊に取り囲まれてしまったのだ。

「王剣をここへ」
施された宝飾によって、鞘から抜く事も出来ない王剣を手に、ヴェニュは一人、敵陣営に赴いていく。
「私たちの国には、知らぬ人を嫌ってはならないという法があります。
戦をする前にあなた方の事を教えてください――」

そしてヴェニュは一晩中、敵軍の長と語り明かした。
彼女は相手の中に愛すべき点を見つけ、相手もまた、争う理由を失った。

――ヴェニュ・スザンミは美と愛を追求する事で、国を守ったのだ。
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