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【クロム・マグナIV 片恋ラプソディ】エピソード10「ひびけ甘い恋音! MIU☆MIU」

クロマグ4エピソードMIUMIU1

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クロマグ4エピソードMIUMIU2

白い煙を引きながら、空高く飛び上がって逃げたシャーリーを見上げて、
MIU☆MIUことミユキは悔しそうに指を鳴らした。

「あーもぅ、面白いネタ逃したぁ〜!」

「お前な……」
完全にゴシップ狙いだったミユキを見て、
ヴォルフは呆れた様子で肩をすくめる。

(……そういえば、コイツとはあんまり話したことないわね)
心配そうにシャーリーの飛んでいった先を眺める彼の横顔を眺めながら、
ミユキは自分の唇を指で触る。

男子からも女子からもそこそこ人気のある
ヴォルフの存在は認知していたものの、
こうして面と向かって話す機会はなかった。

「ねえ。ヴォルフってさぁ、好きな子いるの?」

「は?」

「だからぁ~、ラブな子いるのかなって聞いてるの」

「……そういう浮いた話は他でやれ」
ヴォルフは心底嫌そうな顔をして踵を返す。
だが、ミユキはサッとヴォルフの前に割り込んで、その退路を断った。
彼女の表情はイタズラ好きのそれに変わっている。

「ねえ、素直じゃない奴とこういう話するのって、
 すっごく楽しいの知ってた?」

「知らねえよ、それに俺は一切楽しくねえ」

「私が楽しかったらぁ~、い・い・の!」
その言葉と同時に、ミユキはヴォルフの腕に自分の腕を絡ませる。
次の瞬間、ヴォルフは熱いものでも触ったかのように飛び退いた。

「……やめろ」
だが、ミユキはやめない。
飛び退いたヴォルフに近づき、顔を覗きこんでくる。

「ははぁん、さてはヴォルフくんこういうの免疫ない?」

「うるせえ……!」

「聞かせてごらんなさいよぉヴォルフくぅん」
ヴォルフは、彼にとって最も腹の立つ絡み方をするミユキに、
コイツが男ならどれだけ楽だったかとイライラを募らせた。

だいたいこんなんだから女は嫌いなんだ、
もっとサッパリしている奴がいれば俺だって……
と彼は一瞬思い、その考えを振り払う。

「ねぇねぇねぇ、どうなのそこんとこ!」
とはいえとにかくしつこいミユキに、ついにヴォルフはこう言ってしまう。

「お前こそ彼氏の一人でもいねぇのかよ、
 あんだけファンが居るくせによ!」
そしてそれは、ミユキの最も触れてはいけないポイントだった。
ヴォルフの言葉に、ピタリと彼女は動きを止める。

「……い」

「は?」

「……いないわよ、悪い!?
 というか今まで一度もそういうのないわよ馬鹿! 悪い!?」

「ばっ、馬鹿とはなんだテメェ!
 だいたいお前からこういう話してきたんだろうが!」

「うるさいうるさい! 彼女いない奴に偉そうに言われたくないわよ馬鹿!」
涙目で抗議するミユキ、イライラが頂点に達するヴォルフ。
二人の声は段々大きくなり、そしてそれに誘われ集まりだす野次馬……
当然それにミユキとヴォルフは気づかない。

「だから何様なんだよ馬鹿馬鹿言いやがって!」

「黙んなさいよもー! そもそもアンタ動物に懐かれててズルいのよ!」

「そこは関係ねーだろ!」

まるで痴話喧嘩のようなそのやり取りは、その後1時間ほど続いた。
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