【魔夜の綺石 ナジャ・イムカタン】バックストーリー

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魔夜の綺石の守人である彼女は、
世界から隔絶された薄暗い湿原にひとり住んでいた。
夜を司るこの石に寄り添って、もう何年になるだろう。

今では思い出せない。
蛇を使役し、呪術を扱い、人々に忌避された少女
——ナジャ・イムカタンは、今日も呟く。

「……大丈夫。もうすぐ手に入る」
彼女が求める虹の綺石は千年に一度、この地に創られる。

ほかの綺石では及ばないほどの膨大な力
——虹の綺石には、それが宿っているという。
そしてその石が生まれたのは数日前のこと。
珍妙な来訪者が告げていった。


待っていた。
ナジャは、それだけを待ち続けていた。

人々から恐れられ、忌み嫌われ、
果てへと追いやられたことを、未だに忘れられない。
言葉では表せない日々が、ナジャの心を疲弊させ、鈍色に染めあげていった。
陽光の綺石の守人である唯一の友人には、もう向き合うことができない。
当時は心残りもあった。寂寥感も覚えた。

しかし虹の綺石を手に入れることで、それらすべてを過去にすることができる。
そのことに比べれば、些末事に過ぎないと気づいた。

綺石には力がある。
ナジャはそのことだけしか知らない。
いや、知る必要がなかった。

呪術の正当性、自己の肯定、
ナジャ・イムカタンという個を否定した世界すべてに向け叫ぶために、
友人を振り切ってまで綺石を手にする機会を窺っている。
たとえ破滅をもたらす石だとしても、世界の果てへと追いやられた呪術師、
そしてナジャ自身を幸福へと導いてくれるはずだ。

——私を認めてほしい。

そう、ナジャの願いはこれより他にない。
虹の綺石を取り込み、比類なき力を得られれば、高みへと辿り着ける。
そう信じている。
友人を切り捨てた罪悪感も、自分を薄暗い世界に追いやった人々への憎悪も、
理不尽な世界への怨嗟も慟哭も、既にナジャの中にはない。

虹の綺石は、もうすぐ自分のものになる。
虹の綺石は、もうすぐ自分の一部になる。

だから彼女は止まれない。
大切な友が立ちはだかろうと、人々があのときのように牙をむこうと——。
あるいはこの体が、仄暗く、前の見えない色に溶け出そうとも。
ナジャ・イムカタンは、足を止めるわけにはいかない。
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