【森羅の綺石 リムルカ・アキアク】バックストーリー

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「アイツ、また……」

報告を受けて、あたしは全速力で駆け出した。
あたし——リムルカ・アキアクは、森羅の綺石の守人だ。

この森のことなら隅々まで知っている。
目を瞑っていても走り回れる。
あたしより速い動物なんて、いないぐらいだ。

この森の中に、サティサがいることは、肌で感じていた。
木々や風が教えてくれる。
だから最速で最短距離を辿り、友人のサティサのもとへと向かった。


——ナジャが虹の綺石を狙っている。

そんな話を、あたしは何日か前に聞かされて、
自分でもびっくりするぐらいの怒りに震えた。
虹の綺石は、たくさんの人を幸せにするものだって、サティサは言っていた。

それが少し前にこの場所に現れたことも、
それを悪い人たちから守らなくちゃいけないことも、
あたしはクシマという異国からの来訪者に教わった。

……正直そういうことはよくわからないけど、
それでもあの石を渡しちゃいけない人がいることぐらい理解している。
何を思ったのか、ナジャは虹の綺石を自分のものにしようとしているらしい。

「ナジャ・イムカタン……」

そんなの同じ守人としても、
そしてサティサを泣かせた相手としても、許せることじゃない。
あの日、あのとき……サティサの心に傷をつけたナジャのことを、
今でもまだ覚えている。

ただの喧嘩なら、あたしはきっとこんな思いを抱かなかった。
ちょっとしたすれ違いなら、あたしはナジャを許せないなんて思わなかった。

虹の綺石があたしたちにどんな影響を与えるのかはわからない。
でもナジャにだけは渡さない。
今ここであたしが立ち止まったら、
虹の綺石を守ろうとするサティサはまた傷ついてしまう。

強くて勇気があって、ただひとりでも戦おうとする憧れのサティサ。
そのサティサが苦しむ姿をこれ以上、見たくない。

寂しげで、苦しげで、
壊れちゃいそうなサティサの横顔を、あたしはもう見たくない。

だから……あたしが頑張らなくちゃいけない。
ナジャがほしがっている虹の綺石を守って、そしてナジャのこともやっつける。
そうすればきっとサティサの傷を癒すことができるはず。

エウレアはきっと手伝ってくれない。
あの湖から離れることはないから。
サティサにだって言えない。
これを打ち明けたら、きっと止められるから。

守人として、あたしひとりでやらなくちゃいけないんだ。
みんなの幸せのため、サティサの笑顔を見るため——。

「ナジャ……絶対に綺石は渡さないんだから!」
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2014年1月15日に黒ウィズデビュー
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