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訣別のクロニクル エピソード13【天界の聖王 ミカエラ・セラフィム】

訣別のクロニクル ミカエラ01

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魔界での戦いを終え、天界へと戻ってきたミカエラはまず、
父イアデルの葬儀を執り行った。

――お父様のような強く厳しい聖王に、私もなることが出来るでしょうか?
王宮の地下聖堂に父の棺を納めながら、
ミカエラは胸の中でそう問うてみた。

昨日までのミカエラであれば、
おそらく傍らに立つ侍従長のアクサナにそんな不安を吐露していただろう。
しかし彼女はもう、決して弱音を吐かないと決めていたのだ。

天界の民を力強い愛で導いた父はもういない。
心を通わせた双子の弟イザークも、魔界の王という別の道を歩き始めたのだ。

「……少し一人にさせてください」
イアデルの葬儀を終えたミカエラは、
そう言葉少なにアクサナに告げると、王宮の屋上にある塔に上った。
そして、これから自分が王として治めていく広大な地を見渡した。

――これからは一人で、この天界を護り、導いていかなくてはいけない。
彼女がその華奢な双肩にかかる責務の重さを
改めて実感した時、空が揺れた――。

ミカエラは思わず胸元の首飾りを握りしめた。
それは、大天使プリュム・ノワランから授かったものだった。

「神界は間もなく崩壊するでしょう……」
魔界の宮殿で聞いたプリュムの言葉通り、
ミカエラの目の前で今、神界の結界は解かれた。

神界を覆っていたその淡い光は乾いた音とともに儚く弾け、
その瞬間、天空をなめる様に波紋の輪が広がる――。
波紋は一陣の風となり、新しい時代の訪れを告げる様に彼女の頬をなでた。

ミカエラはもう一度、胸元の首飾りに触れた。
そして、プリュムの言葉を思い返した。
「この首飾りはあなた方が双子であるという証、天魔の調和の象徴となるでしょう」
彼女はそう言って、ミカエラとイザークにその首飾りを渡したのだ。

「イザーク、私は強くなる……」
手にした首飾りを見つめ、静かにそう呟くと、
彼女は塔を一気に駆け下りて王宮の中へ戻っていく。


宮中ではアクサナが心配そうな面持ちで、ミカエラを待っていた。

「ミカエラ様、先ほど神界が……」
アクサナの言葉を遮って、ミカエラは凛とした声で告げる。
「わかっています。すぐに戴冠式の準備をして下さい。
 喪に服している時間などありません!」

――こうして先王の喪明けを待たずに
聖王の座についたミカエラは、天界の民衆に宣言した。
「結界が解かれた今、いつ魔族が攻めてくるかも知れません。
 しかし恐れる事はありません。私はここに誓います。
 皆さんを、この天界を、必ず護り抜くことを――」

そしてその言葉通り、若き聖王ミカエラ・セラフィム
動乱の時代を迎えた天界を、強く、逞しく統治していくのだった。
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